- 受賞
- 全国学校図書館協議会選定図書
単行本 46 ● 208ページ
ISBN:978-4-309-02619-0 ● Cコード:0095
発売日:2017.10.18
定価1,760円(本体1,600円)
×品切・重版未定
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珠玉の珈琲エッセイ31篇を収録したおいしい文藝シリーズ第11弾。秋の夜長、珈琲を傍らに読む贅沢な時間。豊かな香りと珈琲を淹れる音まで感じられるひとときをお愉しみください。
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コーヒー談義(野呂邦暢)
コーヒー革命(湊かなえ)
古ヒー(阿川佐和子)
コーヒーとフィルトル(小島政二郎)
一杯だけのコーヒーから(片岡義男)
コーヒー哲学序説(寺田寅彦)
コーヒーと私(清水幾太郎)
コーヒーと袴(永江朗)
一杯のコーヒーから(向田邦子)
コーヒー(佐野洋子)
ウィンナーコーヒー(星野博美)
ピッツ・バーグの美人――本場「アメリカン・コーヒー」の分量(草森紳一)
そしてまたエスプレッソのこと(よしもとばなな)
珈琲(塚本邦雄)
ラム入りコーヒーとおでん(村上春樹)
トルコ・コーヒー(團伊玖磨)
コーヒー(外山滋比古)
三時間の味(黒井千次)
カッフェー・オーレー・オーリ(滝沢敬一)
ウィンナ・コーヒーが飲みたくなったなあ(植草甚一)
可否茶館(内田百閒)
カフェー(吉田健一)
ランブル関口一郎、エイジングの果てのヴィンテージ(村松友視)
国立 ロージナ茶房の日替りコーヒー(山口瞳)
極寒のコーヒー、灼熱のコーヒー(畑正憲)
ある喫茶店(常盤新平)
京の珈琲(柏井壽)
散歩のときちょっと珈琲を飲みたくなって(泉麻人)
喫茶店学――キサテノロジー(井上ひさし)
蝙蝠傘の使い方(種村季弘)
珈琲の白い花(森本哲郎)
著者
泉 麻人 (イズミ アサト)
1956年、東京生まれ。コラムニスト、エッセイスト。おもな著作に『大東京23区散歩』『東京いい道、しぶい道』『還暦シェアハウス』など。
草森 紳一 (クサモリ シンイチ)
1938年、北海道生まれ。評論家。『江戸のデザイン』で毎日出版文化賞受賞。おもな著作に『マンガ考』『写真のど真ん中』『荷風の永代橋』『随筆 本が崩れる』など。2008年没。
寺田 寅彦 (テラダ トラヒコ)
1878年、東京生まれ。物理学者、随筆家、俳人。文学にも造詣が深く、多くの随筆を残した。おもな著作に『寺田寅彦全集 科学篇』『寺田寅彦全集 文学篇』ほか。1935年没。
吉田 健一 (ヨシダ ケンイチ)
1912年、東京生れ。作家・批評家。随筆や翻訳などでも幅広く活躍。おもな著書に、評論『文学の楽しみ』『ヨオロッパの世紀末』『時間』や、小説『金沢』『絵空ごと』『東京の昔』、随筆『私の食物誌』など。
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