河出文庫

最新刊

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大阪

大阪

岸 政彦柴崎 友香

挑発する少女小説

挑発する少女小説

斎藤 美奈子

リーマントラベラー 週末だけで世界一周

リーマントラベラー 週末だけで世界一周

東松 寛文

降るがいい

降るがいい

佐々木 譲

哄う合戦屋

哄う合戦屋

北沢 秋

編集者のことば

「読み継げば、どこへだって行ける」。
知的好奇心に満ちた電車に乗り、ジャンルを超えてどこまでも旅を続けられる――そんな河出文庫。
皆さんもぜひ河出文庫という切符を手に、新しい旅に出かけてみてください。

これから出る本

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2024.05.08発売予定

奔る合戦屋 上

北沢 秋

希代の合戦屋・石堂一徹はいかにして誕生したのか。豪将・村上義清に仕えていた若き一徹。素晴らしき伴侶と娘に恵まれ順風満帆に見えたが…大ヒット戦国エンターテイメント、始まりの物語!

2024.05.08発売予定

奔る合戦屋 下

北沢 秋

豪将・村上義清に仕え、家中で台頭していく一徹。一方、甲斐の武田信虎は徐々に中信濃に侵攻しつつあった。そんな中、主・義清と一徹の関係は微妙に変化していく……血沸き肉躍る下巻!

2024.05.08発売予定

ニッポンの正体

白井 聡

なぜ日本は堕ちていくのか? すべての原因は隠された〈戦後体制〉にあった。気鋭の政治学者が、長く続く腐敗した日本の体制を国内外の政治力学と丁寧に比較し、わかりやすく読み解く。時代の必読書。

2024.05.08発売予定

枕草子 上

酒井 順子

平安中期、一条天皇の中宮定子に仕えた清少納言が、宮中での生活を才気煥発な筆で綴った傑作随筆集。類聚、随筆、日記などの章段に分類された同書が、エスプリの効いた現代語訳で甦る。全2巻。

2024.05.08発売予定

枕草子 下

酒井 順子

平安中期、中宮定子に仕えた清少納言が、宮中での生活を才気煥発の筆で綴った傑作随筆集。エッセイスト酒井順子ならではエスプリの効いた現代語訳が楽しい。関白道隆の没後を描いた一四三段から完結まで。

2024.05.08発売予定

猫のパジャマ

レイ・ブラッドベリ 著 中村 融

猫を拾った男女をめぐる極上のラブストーリー「猫のパジャマ」、初期の名作「さなぎ」ほか、人生のほろ苦い驚きが詰まった珠玉の作品集。絶筆となったエッセイ「連れて帰ってくれ」を特別収録。新装版。

2024.05.08発売予定

小泉 八雲 著 平川 祐弘

明治日本に永住し、日本の文化を世界へ発信したラフカディオ・ハーン=小泉八雲。「停車場にて」「ある保守主義者」他、珠玉のエッセイ・評論15編を収めた、日本解釈者ハーンの代表作。

2024.05.08発売予定

理由のない場所

イーユン・リー 著 篠森 ゆりこ

母親の「私」と自殺してまもない16歳の息子との会話で進められる物語。著者の実体験をもとに書かれた本書からは、母親の深い悲しみが伝わり、強く心を打つ。他に類をみない秀逸な一冊。

2024.05.08発売予定

勝手に生きろ!

チャールズ・ブコウスキー 著 都甲 幸治

1940年代アメリカ。チナスキーは職を転々としながら全米を放浪する。過酷な労働と嘘で塗り固められた社会。つらい日常の唯一の救いはユーモアと酒と「書くこと」だった。映画化。

2024.06.06発売予定

大谷翔平から学ぶ成功メソッド

児玉 光雄

不可能を可能に替えてしまう大谷選手は、何を重視し、どんな習慣を堅持してきたのか? パフォーマンスを上げ、自己実現を果たしたい、すべての人に役立つ方法論を解説!まったく新しい自分に出会える本。

2024.06.06発売予定

森があふれる

彩瀬 まる

小説家の夫に題材にされ赤裸々に書かれることで奪われてきた妻の琉生は、ある日植物の種を飲んで発芽、やがて家も街ものみ込む森と化す――英訳され欧米でも話題の、夫婦の犠牲と呪いに立ち向かった傑作!

2024.06.06発売予定

霊界

長田 幹彦

心霊研究家でもあった作家の、代表作『霊界五十年』の初文庫化。霊に出遭う人であった著者の、子どもの頃からの目撃譚や聞いた話がたんたんと語られる。霊視者や霊能者との貴重な交流の記録もふんだんに。

2024.06.06発売予定

日本怪奇物語

富岡 直方

戦前の原著の明治~昭和篇を新字新仮名遣いにして初文庫化。当時の新聞、雑誌、伝聞から、怪談、猟奇事件、不思議話、珍談を収集。時代の諸相を知る、貴重な民俗譚の記録集。

2024.06.06発売予定

シブいビル

鈴木 伸子

1964年東京オリンピック前後に建設された、昭和の香りただよう「シブビル」。昔ながらの喫茶店、象が下りた螺旋階段、都心にひっそりとある屋上庭園……その魅力と価値を豊富な写真とともに紹介。

2024.06.06発売予定

源氏物語 6

角田 光代

ついに最愛の紫の上が死去し、悲しみにくれる光源氏は念願の出家をはたし、源氏の物語は終焉に向かう。舞台を宇治に移し、源氏ゆかりの貴公子、薫と匂宮の物語が始まる。「夕霧」から「竹河」までを収録。

2024.06.06発売予定

義経千本桜

いしい しんじ

源平合戦を背景に、平家の復讐と、源義経主従の受難を壮大に描く。平知盛、弁慶、静御前、狐忠信の活躍と、市井の庶民たちの篤き忠義が絡まりあう名作浄瑠璃が、たおやかな日本語で甦る。